久しぶりの投稿ですがMacネタです。
システムデータが200GB超えた！とかディスクスペースを圧迫してるぅ！なんてのをよく見ます。
自分もそうです。消したい、消せない、消す方法は？
いくら探しても無難なことしか書かれていないアフィサイトばかりです。
で、自分で調べてみました。
結論から言うと「肥大化したシステムデータ、というのは存在しないのかも」です。
以下で説明します。
システムデータってどれ？
まず大前提、Mac OS monterey+M1 Macでの検証です。
Macのリンゴマークから「このMacについて」へ入り、ストレージタブを選択するとこんな画面が出ます。
上のグラフバーの中身を計算中ですね。
しばらくするとこう表示されます。
実際は灰色のバーの部分にカーソルを当てると「システムデータ」の表示とともに使用容量が表示されます。
（スクリーンショットの仕様上、書き足しています）
「おい！この200GB超えは何だよ！」となるわけです。
解決方法 というか…
右上の「管理…」ボタンを押してみます。
すると細かい内訳とファイルを管理、消去できるパネルが出てきます。
ここでよく見てみると、あら不思議！システムデータは30GBしかありません。というかこの数字、最初は200GB超えていましたがどんどん減ってこうなります。
どういうことでしょうか？
色々検証してみたのですが、どうもこの「ストレージ」タブでの表示は分類が追いつかないものは一旦システムデータとして扱うようです。
特にデスクトップに雑多に置かれたものに関してその傾向が強いです。
もう一度ストレージタブに戻ってみます。
そうするとMac内での分類が終わっており、表示が変わっています。
まとめ 「全てはまぼろしかも」
もう一度、前後で比較します。
いかがでしょうか？
ちなみにデスクトップに150GB超えのフォルダがあるのでその状況とも合致します。
ユーザフォルダ＞書類 の中身に関しては即「書類」に分類され、デスクトップのファイルは「システムデータ」に分類される。以後、内部で分類が進むと「書類」扱いになる。
システムデータが大きすぎる！という方は一旦デスクトップ上のファイルをすべて「書類」内に移動してみるとわかりやすいかもしれません。
だとすると、上記のことから
「大きすぎるシステムデータ、というのは実は存在しない」可能性が高いです。
30GB食ってはいますが、これは仕方がないかな？という印象。
キャッシュやOSのアップデータなどだと思います。ここすら許せない方は有料のツールを検討してください。（有料のツールが役に立つことあまりないですが）
結論、気にしないのがよろしいかと。以上です。