溶接の練習に溶接台をつくる(家庭用溶接機/スター電器 LUNA2)

仕事が手薄なのでスキルアップのスタジオバニマです。

溶接が出来るようになりたく、練習として溶接するための台を作ってみました。

順番おかしい気もしますが

薄めのパイプ
直角が大事
厚板と薄板の溶接もあり
縦溶接もあり

で練習にはもってこいです!

あらかじめレーザーカットしてもらっていた天板(SS400 T=10)に角パイプで脚と枠を付けていきます。
パイプはなにかで余っていた廃材です。

まずは四角い枠を溶接でつくります。

天板にちょいちょい大きい長穴が空いているのは、ここを利用してクランプを使えるようにするためです。
ガチガチに固定してから溶接しないと縮んだり歪んだりしますからね!

この段階では溶接するための台など無いので、箱馬の上に鉄板を置いて作業しています。

 

四角い枠が出来たらソレを底として脚を4本立てて溶接します。
ここはT=10鉄板 VS t=1.6角パイプなので練習になりました。
当然初心者なのでパイプに穴も空きましたが、それを埋める練習も嫌というほど出来ましたw

基本は点付けで位置を出していって、納得したら本付けですね。
じゃないと叩いたり万力で寄せたりみたいな修正が効かなくなるので。
写真では足の位置を万力などで修正しています。
(万力を緩めると5mmくらいズレます)
この状態で点付けして、位置が決まってから本付けです。

あとは錆止めをパイプに塗って、底の枠に板を張って棚にすれば終わりです!
あ、底にはキャスターも溶接したっけ。

天面高さを箱馬の長手天面と揃えておいたので、長モノもなんとか対応できるかな。

製作に使ったのは写真にもあるコレです↓

この値段なら「1スキルアップ」にはもってこいですよね、いい時代!
しかも(高級品じゃないけども)遮光面やらチッピングハンマーやらもまとめて入ってました。

本格的だったり大掛かりなのは本職さんに発注しますが、今回のようなモノをぱっとできる環境と技術はあってもいいかな、と。
ノンガス半自動なんで初心者でもワリと出来ます。
100Vなんで電源確保に苦労しないし、なんなら持っていって現場でも出来ますしね。

個人的には、初心者には遮光面の性能が出来を左右する気がします…
ウチは貰った自動遮光面(写真内)を使っていますが、ビード(溶接している溶けた鉄)がよく見えるんでやりやすかったです。
付属の面は正直使いづらいですが、今はこんなのも売ってます。


安価なので一緒に買ってしまうのがよろしいかと。

 

いい汗をかきました!

 

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