真空脱泡機の販売について

取捨選択のスタジオバニマです。

ちょいちょいお問い合わせいただく真空脱泡機の販売についてです。

現在、真空脱泡機については販売を取りやめております。

理由は「もっとお勧めの物が他社から出てきた」からです。

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ウチでも結局それを使っているので、売れば儲かろうとなんだろうともう売らない、と決めました。

アメリカで販売しているモノですが、個人輸入も輸送費が馬鹿らしいので国内で取り扱っている業者さんから買っています。

25cm径のアルミ寸胴+極厚のアクリル蓋です。
メーターもパッキンも簡素に見えますが性能的には問題ありません。
今まで仲間の分も含めて上記ダブケンストアさんで買ってますが、時間はかかるものの(多分中国の工場から直送になってる)不安は無かったです。

 

このままでも結構良いのですが、ウチでは更に改良して使っています。
あ、付属のポンプは使ったことがありません。(120V仕様ですが、動くとは思いますが…)

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まず、脱泡速度を上げるために真空ポンプを替えています。

このままだとオイルミストが出るので、オイル投入口兼排気口にオイルミストフィルタを付けています。
ポン付けでつきます。

真空引きのホースは、上記組み合わせなら脱泡機付属のホースがポン付けで付きます(付きました、が正解かな)

ここまでで+60000円位になって、ウチで販売していたものと価格的に並びますが、なんせデシケーターの耐久力が全然敵わないのでこっちをオススメします。
最初は付属の真空ポンプを使って不満があればポンプ交換、でも良いですしね。

もしくははじめからポンプは入れ替えるつもりで、ポンプ抜きのこっち買っちゃうのもアリです。

 

 

自作の架台は作業中にデシケーター(アルミの寸胴)がズレるとイライラするので、2段底にしてスッポリ嵌まるようにし、ホース用の穴を開けています。

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さらに、作業中に蓋を置く場所がないので、3Dプリンタで立てかけられるように受けを作ってあります。

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まあここまで公開するほど完敗してますのでw、ぜひそっちを検討してみてください。
ウチのほうが性能低いのに黙って売るほど野暮ではございませんので!

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