3Dスキャナーを試す/EIN SCAN(インスキャン)

一山越えてスッキリ。スタジオバニマです。
そのうちココにも書きますが、いやぁーいい出来でした!(自画自賛)
来場者の反応は見ないとダメですね、やっぱり。喜んでくれればやる気は出るし、ダメ出しを見れば次への課題となり。

さて忙しい最中の話ですが、必要性にかられ3Dスキャナーを検討することになりました。

一昔前の3Dスキャナーは何度か触ったことが有りましたが、安いモノを試していたこともあり
「コレ自分で作ったほうが早くね?」
「これ型取っちゃったほうが早くね?」
「これデータ起こした方が早くね?」
というのが率直な感想でした。

 

さて今回はそれなりの金額の3Dスキャナー、「EIN SCAN」を試します。

代理店の方にデモ機を持ってきていただいてのテストです。サンプルはウチのヒツジランプの試作機。

ちょっと写真が悪いですがw、左の方で手に持ってるのが本体です。
カメラとレーザースキャンとフラッシュライト、はっきり言ってキネクトを手に持ってるのと同じですねw

映像とレーザー深度から形状生成、特徴部分を捉えて次の形状への起点とするようです。
なので、全くの平面や全くの同形状の繰り返し(例えばキーボード)には弱いと予想。
で、その予想を代理店さんに伝えるとやはりそのようですが、一方でマーカーを張って起点を作っちゃうなどの解決方法もお持ちのようです。(あとでデータで取っちゃえばいい)

フリーハンドで取っていきますがちょっとコツが要ります。対象物とずっと等距離を保つのがコツです。
スプレーガンで塗装するのと似てるので造形屋には問題ない作業でしょう。

取れたデータはこう。

結構イケてますね!
形状が不明な部分は「適当に(いい意味)」で補完する機能があります。
今回のサンプルはもともとがもともとなのでドコを補完したかよく分かりませんが補完はしてましたw
データはobjとSTLでもらいましたが他にも書き出せるようです。objならデータ加工が効きますね。

んでスケールダウンしてプリンタで出してみました。

だいたい同じ!数年前の「作ったほうが早くね?」感は無いですね!

自動取り込み用のターンテーブルセットなんかもあるようですが、如何せん3桁が見える価格。
ほいっと買うわけにはいきませんが(なんせ前の記事で90万が出せなくて2万で自作してる)、1から作るときの人件費を考えれば数発でペイ出来る事もありそうです。

ウチとしては前向きに検討中です!

 

 

といいつつ「探せばキネクト使ったオープンソースプロジェクトあるんじゃね?」と探してみたりもしてますがw

 

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