超小型PC LARKBOXを電源を入れれば自動で起動するように改造する

ご無沙汰しております。スタジオバニマです。

今年は仕事を少し絞って自分たちのアウトプットや修練、免許取得などに当てようと思っています。

ほいでそのアウトプットに向けて小さなPCを買いました。

CHUWI LARKBOX PROっていう□60mmくらいでWindowsがフルで動くPCです。
こいつの評価が気になる方はリンク先のレビューでもみてください。

で、展示物を作るつもりで購入したので電源を自動で立ち上がるようにBIOS設定…
が、BIOSにそれらしいものがありません!

色々調べてみるとコノ手のPCにはそういう設定は無いようなんですよね。
なんでしょうね?アホなんですかね?
流行りのLattePandaとかもそうですが何かに組み込むためのモノなのに「ボタンを押せ」といいます。
組み込んだらボタン押せないでしょうよ!

同じ困り方をした人のために呪文を書いておきますw
LARKBOX BIOS Power Loss Power on automatically boot
電源 遮断 復帰 自動

 

こういうのは国内に有用な情報はないので海外サイトを参考にして改造します。

LarkBox: Automatic boot on power?

簡単にいえばスイッチとグランドの間にコンデンサー47μFを挟んで時間差で差圧0に持っていくようです。
並列に1.5kΩが付いていますがこれは電源遮断後のコンデンサ放電用のよう。

その通りやってみます。

…待てども待てども動きませんw

スイッチから引き出したコード(スイッチ3本足の真ん中の足に線をはんだ付け。めちゃくちゃ狭い&細いので注意)とグランドから引き出した線を手で付け切りすると動くので場所は間違いありません。

色々試しましたが、師匠からコンデンサでのディレイにもうちょい時間をあげようという助言もあり200μF(100μF×2並列)つけたら動きました。3V以上対応してれば何でも良いはずです。

カバー無しで仮組み

放電用の抵抗は2.2kにしました。当然ですがコンデンサマイナス側がグランド側です。
コンデンサ両端で充電時1.7Vでした。

グランドの接続は組み立て時に必要なスタッドボルト付近に。カバーの当たってしまいそうな部分は内側をリューターで落としました。

ケーブルがこのくらいの長さあるとコンデンサの置き場に自由度が出て楽だと思います。
コンデンサを並列に付ける時に厚みが出ないような並べ方をしてください。
筐体に入り切らなくなります。
上記写真の基板、一番上と2段めの間に収まります。

コネクタ取り外しやはんだ付けなどかなり精密な作業が多いので誰でもというわけではない感じもしますが、ちょっとイジれる人ならできると思います。自分もできたし。

途中、六角スタッドボルト4mmが8本使われています。
コーナー際にあるので普通のスパナなどでは不可能ぽいです。

ウチでは下記ツールを使ってます。コレ超いいです。

 

途中書いたリンクと私の文で理解できない方はやめておいたほうが良いですw

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