安価なコインメック(コインセレクタ)の活用覚え書き

去年エアコン買って本当に良かったです。事務所だけ涼しいスタジオバニマです。

「100円で動く〇〇」って今まであまりやらなかったのですが(基本イベント関係なので無料体験ばかり)、1つ知り合いに頼まれたのと今後を見据えて触っておいたほうがいいかな、と思い。

早速コインメックを買ってみます。

 

うわたっか!
硬貨判別機たっか!!!(安くてン万円、しかも購入が面倒そう)

そりゃそうですよね、お金を扱うんですもんね…。

そこでスタジオバニマはいつものように中国製のコインセレクタを買ってみます。

こんなの↓

 

呼び方はコインメックとかコインアクセプターとかコインセレクタとか言いますが機能は同じです。
大きく2種類あって

機械式…判別して受け付けたいコインのサンプル、要は実物を中に1枚仕込んで天秤の要領で判別する
電子式…センサが内蔵されていて、あらかじめサンプルで覚えさせた物と同じものを通過させ受け付ける

今回買ったのは電子式です。
機械式を買ったつもりだったのに間違えてましたw

 

セットアップのコツ

付属のマニュアルが英語かつ不自由かつ所々間違えているのでw覚え書きで書いておきます。
今回は100円玉をサンプリングして活用してみます。

まず、100円玉をサンプリングします。

操作部

側面操作部

 

LEDが6こ並んでる左側がセットキーです。
セットキーを長押しすると、下の7セグ2桁表示機に「A」と出ます。
んでもう一回セットキーを押すと「A1」となります。

この「A1」表示のまま、100円玉を15回くらい投入します。
A1表示が置き換わり01〜15までカウントアップされていきます。
この時、サンプリングは個体差を吸収すべきをと思ったので、バニマでは100円玉を20個用意して行いました。
(いつの間にか銀行の両替って有料になってたんすねぇ…)
1枚で15回やっちゃうと、それそのものしか受け付けなくなる気がしたので。

回数入れると表示が「A2」に変わります。
2回めのサンプリングの意味なのでもう1回15枚投入。
すると「A3」に。これも3回目の意味なのでもう1回。

ソレが終わるとLEDが点滅してサンプリング完了です。
とりあえず100円玉を覚えさせました。

 

セットアップ続き 精度の調整

これで表の投入口から100円玉を投入すると判別して受け付けます。
試しに他のコインを投入すると…ん?他のコインもちょいちょい受け付けちゃいます。特に50円玉。

これを解消するために「判別精度の調整」が必要です。

7セグ2桁の両横にあるボタンを 同時に長押し します。

すると表示が「A」に変わります。
このまま上のLED横のセットキーを押していくと

E→H1→P1→F1

と変わっていきます。
今回調整するのはF1パラメータです。

「F1」表示のまま7セグの左のボタンを押すと「1」に変わります。
これが精度です。

1(物凄く厳しい)→20(ガバガバユルユル判別)

みたいです。
説明書では20までとなっていますが20超えますw
8くらいが基準と書いてありますがそれでもユルいので、試行した結果「4」にしました。

数字を決めたらセットキー。
そのままセットキーを数回押す(もう1周する感じ)とLEDが高速点滅した後、7セグに「8.」と出て終わりです(多分ROM書き込みの合図)

 

一通りセットアップが終われば意外や順調に動きます。
コイン100枚位、果てはワッシャーなんかも入れてみましたがミス無しです!

無事セットアップ完了

 

シルバーの部分がプラで安っぽいですがw、判別精度は満足です。
これをArduinoやPLCにつなげれば、色々出来ますね!

また「硬貨判別」でなく「コイン判別」なのでICコインの最終回収機にも使えそうです、イベントとかでね!

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