忙しかったのですがココに書くと怒られる仕事なので書くことがありません。スタジオバニマです。
趣味でバンドをやっておりましてドラムを担当しているのですが、近年参加しているバンドが地域のお祭専用バンドみたいな感じでして。
それでやっている音楽もそんなに激しくはない歌謡ロックという感じでして。
地域のお祭とかってそんなに大きくない予算の中で精一杯やってるので、バンドステージもPA（音響）が十分じゃないことが多いです。
モニター（スピーカー）と言って他の楽器の音が聴こえるようにする設備なんかが通常のライブハウスやステージだと各楽器のそばにあったりしますがそんなのもありません。
「え？今どこ？w」「あの楽器音出てる？」みたいなこともしばしば発生しますw
当然メインのスピーカーの出力も限られていて爆音は出ません。となると基本はボーカルの音量に合わせてバックバンドを絞る感じになりますね。
するとですよ。エレキギターやキーボードなんかはPAさんか奏者がボリュームを絞るんですが、ドラムは本人が叩くチカラをコントロールすることになります。（これはある程度の人なら皆すると思います）
で、今までやってた音楽だと常時爆音でOKのジャンル、環境だったのでそれに見合った機材を使っていましたが…
現在の状況でその機材だとチカラを弱めて叩いた時に音がしょっぱくなるんですねw
これは今までの機材が「思いっきり引っ叩くとめちゃくちゃいい音出るよ！あとは知らないけどw！」という機材だからです。（某メーカーの試作品です）
なので、思い切ってスネアを買ってみました。人生で2度目です。一点豪華主義なので。
ショップの店員さんに現在の不満と解決方向性を話してみると「その理屈でOKです！」ということだったので、何個かその方向性で試打して購入。
そして次の日にはさらにその方向性に沿って改造wしました。
Pearl ウルトラキャスト UCA1450/B。アルミ胴（前のもそう）で3mm厚の削り出しです。
5インチの浅胴の方です。（前のは6.5インチの深胴）ちなみに中古です！
胴にΦ46の穴、ベントホールを4つ空けました。（OCPDというメーカーに多かったのですが潰れました）
アタックが格段に上がりましたが、チューニングがシビアになりました。なぜでしょう？？
Φ46なのは特に意味もなくチップホルソーが手元にあったからです。
スナッピーもpearlの20本タイプからGretschの42本に替えました。どっちかというとクラシックとか向けですがロックで使う人も結構います。
軽く叩いたときのスナッピーの反応は格段に上がりましたが、どういうわけだか表面ヘッドのチューニングに残響の長さが左右されます。表をゆるくするとだらしなく鳴り続けます。自分は張り目のセッティングなので問題ないですが。
表ヘッドもアタック重視でいつものREMO CSコーテッドに変えようかと思いましたが、イシバシ楽器さんでつけてくれたアサプラが意外に（失礼）いい気がするのでそのままです。アサプラ使ってる人見たこと無いけど（失礼）。
ST-250というやつでREMOで言えばアンバサダー、薄めのタイプです。（CSコーテッドは中央部のみ極厚）
浅胴になったとこ、穴が空いたこと、スナッピーを替えたことでスネアのスパン！感が強弱全域で出るようになったので薄めのアサプラで足りたのかもしれません。
ただしCSコーテッド使用のもう一つの目的である「勝手にややミュートされる」の効果はなくなったので極細のリングミュート使ってます。
以前の引っ叩き番長スネア（いやいい音するんですよ？）に比べて軽くでも強くでも「スネア！」って音が出ます。
周辺部の反応もよく、中央以外を叩いても「スネア！」って鳴ります。（これがダメなのだと周辺叩くとポコッ！てなったりする）
叩けば爆音も出ますし、小さい音も存在感有り。意外とオールジャンル行けるかもしれません。
ちょっとアタックあるのでトーレ・ヨハンソンプロデュースみたいなのには邪魔ですがw
ホントは色も塗りたいけど時間もないので我慢ですね！
参考までに購入時に試打したスネアです。
Pearl MCT1455 S/C…マスターズのメイプル胴です。正直全然楽しくなかったです。「メイプル」というだけ。一方でガールズバンドの初心者にはいいかも。音質音量的に。
DW / Knurled Black Nickel Over Steel 14×5.5…極厚（たしか6mm？）のスチールスネアです。普通のは1mmくらい。ワリとレアで音も痺れましたがw絶対引っ叩きたくなるのとdw買うならコレクターズメイプルが先かな、と。
pearl Ultracast Free Floating FCA1458/C…買ったのと同じウルトラキャスト（アルミ削り出し胴）です。良かったのですがフリーフローティングは持ってるのと、今回は浅胴かな、と。