地震や津波に対するアイデアを公募、実際に作ってみる展示/静岡県地震防災センター

タイトルにまとまりがなくてすみません。

地震や津波に対して特に体の不自由な方々と共に行動する場合の助けとなるアイデアを公共で公募しました。その中で優秀もしくは実現しやすいものが数個選ばれ試作や模型として展示、そのうちの3つを制作しています。

体が不自由な方を無電源の状態で上層階まで運ぶための重力を利用したリフト

アイデア的にはスキー場とかのリフトが元になっていて、モーターの代わりにカウンターウェイトを使ってみたんだと思います。実現化の段階でレールが斜めから水平に変化する部分、ここが大変で。スキー場のリフトはここで一旦ワイヤーロープから切り離されます。この場合それが出来なかったのでワイヤーロープの経路ごと角度変化させます。またワイヤーロープ自体が体重を支えるわけではないのでその辺も回転機構部分で結構高いハードルになり苦労しました。

 

津波に対して浮力で上昇するリフト

ビルの横にチューブを建てておいて、その中の浮上体に車椅子やベッドごと避難するモデルです。津波による増水を逆に利用します。水は筐体下部にタンクを置き循環再利用しています。提供されたアイデアにはチューブを建てる位置と海岸の関係なども記されておりなるほど、と思いました。

 

車椅子での避難を想定した階段

いわゆるスロープを普段は壁に折りたたんでおき、有事の際に展開して壁に内蔵してあるウインチで引き上げます。スロープ中央に転倒防止用の溝と、ウインチの先端にそれを利用するための金具があります。これがかなり考えられていたこととアイデアの段階でかなり詳しい図面になっていた(おそらく経験の有る方のアイデアでしょう)ので制作は楽でした。

全体的に言えるのは、すべて電源がない(停電中も使える)前提のアイデアだということ。普段の仕事ですとモーターやシリンダーで動かす、止めるが当然出来るのですが重力や浮力だけで…それも緊急用ではなく毎日の展示実演に耐えるだけの耐久性と精度を出すのが苦労しました。

シラスの美味しい時期の静岡の仕事、楽しかったです。

 

おまけ

 

用宗港でシラス丼

用宗港でシラス丼

たとえ出張中でも美味しいものは食べないと!現場からわざわざ車で用宗港まで行ってしらす丼を食べる。いい昼休みです!

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